消費者金融利用の常識。リボ払いは利率が高め

私はネット通販をよく利用します。支払い方法はクレジットカードでリボ払いを利用しています。あまり高額な買い物はしません。大体書籍を買うことが多い。しかも文庫本。高くても千円前後。その月の利用額がいくらであっても翌月の支払いは1万円。便利ではありますが、手数料込みの金額のため、なかなか元金が減らないのが難点です。クレジットカードは2枚持っています。メインで使っていない方のカード会社から毎日のようにメールが届きます。支払い方法をリボ払いで固定にしませんか、という内容のものです。信販会社としてはそのほうが手数料が取れるし、返済期間が長期に渡るので有利なのでしょう。これはキャッシングの場合にも当てはまります。キャッシングの返済方法は利息を含めて翌月一回払いが基本です。が、現在では多様化しており、リボ払いを基本にしている会社もあります。

分割払いとリボ払いの違いはどこにあるのでしょうか? 分割払いは利息も一緒に払わなければいけません。20万円借り入れし、10回の分割で返済することにした場合、月々の支払額は2万円プラス利息。対してリボ払いの場合は2万円の中に利息が含まれます。利息を意識しないような形になっているのです。月々の支払額が一定のため、返済計画が立てやすいのがメリットではありますが、元金がなかなか減らずに返済期間が長引きます。また、リボ払いにした場合の利率は通常よりも高めに設定されているのが一般的です。余計に返済期間が長引くような仕組みになっています。キャッシング返済のコツは可能な限り元金を減らしていくことにあります。リボ払いはこの実現が難しい構造になっていますので注意が必要です。

個人的にはリボ払いはあまりお勧めできません。キャッシングしているという意識が希薄になるのが理由のひとつ。そしてもう一つが利率が高いということです。余裕のあるときは返済額を多めにし元金を減らすことができなくなってしまいます。自分にあった返済方法を選択することが重要です。

閉じる