再入門!消費者金融におけるクレジットとは何か?

クレジットとローンの違いはどこにあるのでしょうか? どちらも信用の上に成り立っているシステムです。両方とも一般的によく使われる言葉ですが、その違いを説明するとなるとなかなか難しいと言わざるを得ません。ローンもクレジットも同じでお金を借りることだと認識している人が圧倒的に多いのではないでしょうか。ここで一度クレジットとローンの違いについてもう一度おさらいをしていきたいと思います。

クレジットもローンも大雑把に言えばお金を借りてあとから返すことです。大きな違いはないように思われますが、目的が違います。クレジットは主に販売が目的です。先に商品を購入してその代金をあとから払う。これがクレジットの定義です。いまは持ち合わせがないけれど、どうしても欲しいものがある。先に商品を購入して後から代金を、基本的には翌月一括で支払う。クレジット会社が代金を立て替えてくれて利用者があとで返済するというイメージです。余談ですが私の家族は食料品や日用品を買う場合もクレジットを利用しています。ポイントを貯めるのがその理由のようです。対してローンとはお金を借りること。消費者金融からお金を借りて、翌月に利息も含めて返済する。クレジットと違い現金を借りることになります。後は一括で返済するか、分割で返済するかの選択を利用者が行なうわけです。

厳密には以上のような区別があるのですが、実際にはクレジットという言葉に明確な定義はないのが実情です。キャッシングイコールクレジットという意味で使われることもあります。消費者金融会社が利用者に発行しているキャッシング用のカードにもクレジット機能が付いているものもあり、ますます線引が難しくなってきています。

日常生活において特に意識する必要ははないと思いますが、まとめるとクレジットは前借り、ローンは借金ということになるのでしょう。

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