銀行系のキャッシング会社 メリットとデメリット

不況の影響で収入が激減したり、冠婚葬祭や入院など想定外の出費がかさんだりと急にお金が必要になったとき、頼りになるのはキャッシングサービスです。

しかし、キャッシング初心者にとっては疑問が多く、申し込む勇気がなかなか持てません。キャッシングというと高金利で、支払いが滞ったりすると執拗な取り立てに追われるというマイナスなイメージを持つ人も少なくないでしょう。しかし、それは一昔前の話で法律の改正後は無理な貸し付けは禁止され、安心してキャッシングを利用できるようになりました。

キャッシング会社は銀行系、信販系、消費者金融系の三つに分けられます。中でも銀行系は大手銀行が運営するもので資金力があるため金利が低いのが魅力です。

ただし銀行系は未回収を避けるために審査が厳しく、金額によっては保証人が必要になる場合もあります。銀行系に比べると消費者金融で融資を受けるのはなんだか後ろめたいと感じる人もいるかもしれませんが、現在では消費者金融と銀行が提携している会社もあり、その線引きはあいまいになっています。

この銀行と消費者金融が合併したキャッシング会社ではおもに安定した収入のあるサラリーマンなどを対象としていますが、その中でも銀行から直接の借入が難しい人がおもなターゲットといえます。

こうした会社は実店舗を持たずインターネットや電話などが窓口になっている場合が多いのが特徴です。また銀行は消費者金融と合併することで消費者金融が長年培ってきたノウハウや蓄積したデータなどを利用できるというメリットがあります。

消費者金融でお金を借りることに抵抗がある人も○○銀行グループなどと大手銀行の名前が掲げられていると安心して借入ができるようです。どのような形態の会社からキャッシングを受けるにしてもきちんとした返済計画を立て、無理なく返済していくことが大切です。

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